
2025東京都私立学校展に参加してきました。このようなイベントは初参加です。



下の子(年長)は周りに人が多すぎて怖かったのか、最初から抱っこで大変でした💦
2025東京都私立学校展が8月23日(土)と24日(日)に東京国際フォーラム(ホールE)で開催されました。東京の全私立中学校・高等学校413校が参加予定で、各校の特色や魅力を直接知ることができる貴重な機会です。
東京都私立学校展の詳細
- 日時: 2025年8月23日(土)・24日(日) 午前10時~午後4時
- 場所: 東京国際フォーラム 地下2階 ホールE(JR有楽町駅から徒歩1分)
- 参加校: 東京都内の全私立中学校・高等学校 413校
- 形式: 各学校がブースを設け、ポスターセッション方式で個別相談に応じてくれます。資料だけでは分からない学校の雰囲気や教育方針について、学校の先生がたから直接話を聞くことができます。
- 入場: 入場は無料で完全予約制です。7月中旬頃から予約開始していました。混雑を避けるため、時間帯ごと(各回定員約4,000人)の入場となります。
主な特徴とポイント
このイベントの最大の魅力は、都内すべての私立学校が一堂に会する点です。一日で多くの学校の情報を効率的に収集できるため、志望校選びに大変役立ちます。各ブースでは、パンフレットの配布はもちろん、教育内容や学校生活、入試に関する個別相談が可能です。中学だけではなく高校も合同開催のため、中学生のお子さんの多く来られていました。我が家は小3での参加でしたが、まわりはほとんど高学年といった印象でした。
当日の様子



日曜日10時の会を予約しました。



東京国際フォーラムは駐車場があります(当日最大2000円)。11時過ぎに荷物を置きに車に戻った時には満車になっていましたので、車で行きたい方は10時の予約をお勧めします!





公式サイトがこれくらいの行列だったので、どれくらい並ぶかと心配していきました。
10時開始で行列ができていましたが、実際は9時50分くらいから入場が開始となり、列は止まることなく、10分ほどで会場内に入れました。



予約表をスマホに保存していきましたが、チラ見されただけでバーコードのチェックなどなく、人数や時間もみているの?というくらいでした。
会場内はかなり混雑していました。公式サイトに事前の準備など書いてありますが、お目当ての学校がどこら辺にあるかをマップで把握しておくと当日の周り方はスムーズになると思います。
実際に話を聞いた学校



長男はいわゆる「管理型」は合わなそうなので、比較的自由そうなところで、6年生になったときの学力はどうなるかわからないので有名どころから攻めてみました。
開成
お話しさせてもらった先生n=1ではありますが、夫婦、本人とも一番好印象でした。先生が自分学校が好き、というのが伝わってきました。授業自体は14:30ころ終わって、あと部活なりなんなり生徒たちが自由に時間を使っている。多くは部活に入って、3-4個掛け持ちする生徒さんも多いようです。部活だけではなく、各種委員会活動も部活動並みに活発に活動しているとのことでした。塾にいているのは先生の肌感覚的に中学生で3割くらい。高校で半数程度とのこと。「開成=鉄緑会」みたいなイメージを持っていましたが、鉄緑はだんだん演習メインになってしまうらしく、これくらいなら自分でできるなと見限って辞めてしまう生徒さんも一定数おられるようです。(それであれだけの大学合格実績というのは、賢い生徒しかいないってことの裏返しですね・・・)息子的には最大のお気に入りポイントは「ポケモン同好会」が学校公認であるところでした。来月の学園祭も楽しみです。
海城
社会や理科の「論文作成」が印象的でした。中学3年生全員が社会科の卒業論文を作成するとのこと。1年をかけて企業や官公庁へのインタビュー、フィールドワークを行う本格的な調査・研究を行い、12,000字~20,000字にまとめる、同校の名物ともいえる伝統的な教育プログラムです。実際の論文集も置いてありました。また、海外大学への進学実績も豊富で、帰国生ではなくても学年で少数ながら海外大学に進学しているようです。ただ、IELTSなどの勉強は学内ではなく自力でしないといけないようなので、よほどの熱意がないと難しそうな印象でした。自宅から乗り換えなしで行けるのが好印象です。
本郷
臨海セミナーみたいでした・・・。その時話を聞いた小グループで何個かのテーマから話を聞きたい内容を選んで話すという形式で、入試に関して聞きたいという他の保護者がおられたので、「ケアレスミスをする子は同じように何問も間違えてそこで何百人にも抜かされます。社会や国語に関しても漢字間違えで落ちます」など、試験対策というか、入試に関しての説明がメインで、うーーーーーんという感じでした。時間があればもうちょっと校風とか部活など聞きたかったので残念でした。
武蔵
生き物大好きな息子的には好印象でした。授業が終わった瞬間に虫取りに行けるし、羊もいるし、制服がないのが良いようです。お話しさせていただいた先生「この時期は生徒たちが虫網持って生徒が外に出ると、授業終わったんだなーと実感します」と。ただ家から1時間半くらいかかるのがネック。
某男子校
管理人の母校です。昔はそんなことなかったのですがグローバル教育やICT教育に力を入れており、中受雑誌でも特殊が組まれるほど。同級生が教壇に立っていると聞いていましたが本人には会えず。「学校で真ん中をキープできればGMARCHは行けます」と、自慢げに言っておられましたが、そこを目標にしてちゃだめだよなーと 💦
その他
その他数校、グローバル教育に力を入れているといわれる学校を数校回ってみました。ただ何となくですが、歴史が浅いからなのか、話している内容が薄っぺらいというか、表面的というか、地に足がついてないというかで正直良い印象のところはあまりありませんでした。
まとめ
初の合同説明会に参加してみました。当然全部の学校の話を聞けるわけではないですが、やはり伝統校というか、ちゃんとした学校はちゃんとしているなーという印象ですね。ここらへんを目指せるレベルをキープしてくれるとよいのですが、現実的にはほとんどの人たちがそこを目指して現実的なところに落ち着いてくのでしょう。
来月は何か所か学園祭に行ってみようと思います。