エルカミノ進級試験(9月の学習内容編)

目次

進級テストに向けた授業・家庭学習

9月の1か月間の4回は進級テストに向けた授業内容です。特に算数はこれまでのパズル中心の内容から一気に中学受験モードに突入する印象がありました。基本的にはエルカミノオリジナルの授業冊子です。

算数の授業・家庭学習

算数は進級テストの出題内容に沿った内容の4回です。

算数の授業内容

1週目:線分図で考える問題

いわゆる「和差算」です。授業中に3つの数の和差算まで扱います。

2週目:角度

三角形の内角の和が180度であること、三角定規の性質、対頂角、同位角、錯角を理解して角度を求めます。

3週目:小数のしくみ

小数どうしの足し算引き算、小数と整数の掛け算・割り算までです。「割り切れるまで割る」、「小数第〇位まで計算して余りを出す」問題も含まれます。

4週目:▢を求める問題

ウォーミングアップで四則混合演算(カッコの使い方含め)、▢を使った式(式の途中に▢があり逆算するもの)、虫食い算(ひっ算の形で一部が▢になっているもの)

当日はテキスト冊子「例題・基本問題」を解いていきます。解説は最初に少しやるだけであとは時間いっぱい各自解けるだけ解いていくという相変わらずのエルカミノスタイルです💦💦

年度や校舎によって違うかもしれませんが、当日のおかわり教材は以下の通りでした。息子の話では、おかわりまで行くのはクラスで1-2名だったようです。

4回ともおかわりまで行ったよ

おかわり教材

1週目:線分図で考える問題

エルカミノオリジナル(一部入試問題)

2週目:角度

なし。テキスト後半にあるその週の家庭学習編を進める

3週目:小数のしくみ

市販の『小4ハイクラスドリル』(受験研究社)の同内容ページのコピー

4週目:▢を求める問題

エルカミノオリジナル(すべて入試過去問)

家庭学習について説明します。

当日使った冊子の後半部分が、家庭学習編となっています。

家庭学習編は「演習問題」と「応用問題」からなります。テキスト最終ページに宿題チェック表があり、演習問題は「全員」、応用問題は「御三家志望者」と書かれています。進級テストで合格点をとるためには演習問題レベルまでは自力で解けることが必須です。

演習問題は授業で扱った内容とほぼ同じレベルです。応用問題はやや難易度が上がりますが、当日おかわり教材の入試問題に比べると難易度は低いという印象です。

演習問題がわからない場合は、授業中の対応するページを参考にしましょう。最初のうちは授業中の問題と数字が違うだけです。解き方をじっくり確認していきましょう。

解けなくても、3回目くらいまではまずは自力でヒントを与えず解きなおす。それがエルカミノ流の学習方法です。

家庭学習の内容

1週目:線分図で考える問題

扱う内容は授業中と同様で3つの線分図までですが、応用問題では文章がやや複雑になっています。(例:授業中は3人兄弟姉妹の家族の年齢を問う問題で、「兄は弟より3歳年上です」というのに対して、応用問題では、3人家族の年齢を問う問題で「A君はお母さんが〇才の時に生まれました」という書き方)

2週目:角度

応用問題では、自分で補助線を引かないと角度が求められない問題が出ていました。

3週目:小数のしくみ

授業中はありませんでしたが、応用問題は文章題です。計算そのものはそこまで複雑ではありませんが、問題を読み解いて、問われていることを正確に理解する必要があります。応用問題は授業中は全く扱っていなかった単位換算でした。km⇔m⇔cm⇔mm、kg⇔g、L⇔dlが理解できていれば解けます。実際の進級テストでは単位換算の知識が必要になる問題はなかったようです。

4週目:▢を求める問題

授業内容と同じで四則混合演算、逆算、虫食い算です。最後の虫食い算の▢が多いというくらいでしょうか。

演習問題までは授業内容と同じレベルですので、そこまでしっかり解くことが進級テストで求められています。

夏期講習で和差算と角度を扱っていたので、受講されているお子さんはスムーズにできたかもしれませんね。

計算力が落ちるのが心配だったので、『マスター1095題』は今までの半分のペースで継続しました。

国語の授業・家庭学習

文が長くて読みにくいよ~😢

国語の文章がこれまでの授業教材や宿題の『新演習』に比べると、文字数が多く、読みづらくなっています。

国語の授業内容

1週目:物語文①

2週目:物語文②

3週目:説明文①

4週目:説明文②

授業の流れは4週とも同じです。文章を先生が読んで、後の問いに答えていきます。

その後、漢字読み10問、書き10問を解きます

家庭学習の授業内容

1週目:物語文①

2週目:物語文②

3週目:説明文①

4週目:説明文②

家庭学習の構成は4週とも同じです。物語文の週は物語文の「基本問題」と「応用問題」、説明文の週は説明文の「基本問題」と「応用問題」その後に、漢字読み10問、書き10問があります。

やり方としては、前回の記事にも記載していますが以下の通りです。

  • 学習の流れ
    1. 音読
    2. 演習
    3. 丸付け・直し・意味調べ: 答え合わせをし、分からなかった言葉の意味を調べます。毎回辞書で調べるのが負担の場合、親がスマホで調べて教えてあげるのも可とのことでした。
  • 時間の目安:
    • 基本問題: 音読 約5分 + 問題演習 約10分
    • 応用問題: 音読 約7分 + 問題演習 約15分

とにかくしっかり音読すること。エルカミノの国語学習の基本です。

難易度は「新演習」に比べるととても難しかったです。選択肢も間違えが多く、記述はほぼ書けていませんでした。

文章長いし、問題もむずかしいよ~( ノД`)シクシク…

進級テストの問題は、基本問題と応用問題の間くらい、ということでしたが、息子にはかなり難しそうなので、漢字だけは確実に20点取りに行くことを意識しました。

その週にやった漢字の読みと書き(当日と宿題でそれぞれあるので計20個ずつ)は毎日、読み書きをしました。
毎週やる分量が増えるので、最後の週は80個ずつやりました。

全部できるようになったよ!

まとめ

・算数は演習問題を確実に。解けない場合は再チャレンジ
・御三家志望者は応用問題までやりましょう
・国語は音読もしっかりと
・部分点を取るために空白のままにはしない習慣をつけよう
・漢字は出題範囲が決まっているので絶対に20点取るつもりで自宅学習を進めましょう

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