
前回は入試結果説明が主でしたが今回は学校説明会です。


千葉県習志野市にある東邦大学付属東邦中学校(東邦大東邦)。 医学部を持つ東邦大学の附属校として高い進学実績を誇る一方で、生徒の自主性と知的好奇心を尊重する「自由な校風」でも知られています。今回は、Webの学校説明会に参加したので内容をまとめていきます。
校長が語る「東邦の理念」
建学の理念「自然・生命・人間」
創設者・額田進が抱いた「人は何のために生きるのか」という問いに対し、科学的な視点で答えを探求し続けることが同校のルーツです。100年前に女性のための医療専門学校として始まった歴史(東邦大学の前身は帝国女子専門学校)は、今も「科学的な精神」として受け継がれています。
心に響く「楽しい」「嬉しい」「面白い」の定義
校長先生は、生徒たちに3つの感情を大切にしてほしいと語ります。
- 「楽しい」:合唱の練習や目標に向かう「プロセス」そのもの。
- 「面白い」:学ぶこと。未知の知識に触れ、脳が刺激される体験。
- 「嬉しい」:苦労の末、目標を達成して心に残り続ける「喜び」。
東邦では、単に楽しいだけで終わらせず、困難に寄り添いながら最後には「嬉しい」を掴み取る6年間を目指しています。



ここだけでもすでに理系のお子さんには楽しそうな学校というのが伝わってきます
理系に強い学習環境
理数教育の充実度は、他校の追随を許しません。
充実の理科実験室
中学校だけでも3つの理科実験室があり、校内全体では合計9つの実験室を完備。大学レベルの高度な実験器具を使い、物理・化学・生物・地学の各分野で「実験して確かめる」プロセスを日常的に繰り返します。
大学連携プログラム
東邦大学(習志野キャンパス)が目とは鼻の先にあるメリットを活かし、中学生から参加できる「中高大連携講座」が豊富です。
- データサイエンス×動物学講座:1人1台のPCを使い、統計的に事象を分析。
- ブラックジャックセミナー:現役医師の指導のもと、手術体験を行う医学部志望者向けの特別講座。
- 健康科学講座:保健師や看護師の仕事を学ぶ。



ブラックジャックセミナーは医学部がある大学の付属っぽくてよいですね。
「自立」を促すカリキュラムと進路サポート
東邦大東邦は、高校入試を行わない「完全中高一貫校」です。
5年間で全課程を修了する先取り学習
高校1年生までの4年間で基礎を固め、高校2年生までにすべての学習内容を終える「早期完成型」のカリキュラムを採用。高校3年生の1年間は、大学受験に向けた総復習と演習に充てることができます。
「附属校」の枠を超えた進学実績
医学部への内部推薦(例年15名)という強力な選択肢を持ちつつ、卒業生の多くは国公立大学や難関私立大学へと羽ばたきます。
- 進学懇談会:5月には大学1年生になったばかりのOB・OGがブースを出し、後輩や保護者の相談に直接乗るイベントを開催。
- OB・OGの活躍:宇宙飛行士の金井宣茂氏(医師・本校OB)のように、科学と医学の知見を世界(宇宙)へ広げる卒業生を輩出しています。
進路実績は下記のリンクを参照してください。東邦大学の付属校といっても、内進ではいるのはほぼ医学部のみです。それ以外は外部受験をするので実質的には一般的な進学校といってもよいのではないでしょうか。
学校生活とキャンパスの雰囲気
「最大のセールスポイントは生徒の生き生きとした姿」と校長が断言していました。部活動の参加率は中学校で約85%と高く、文化祭(9月)や音楽祭(11月)などの行事にも全力で取り組む生徒が多いのが特徴です。
アクセスとしては、京成大久保駅から徒歩約10〜15分、またはJR津田沼駅からバスで約15〜20分。 お昼は給食がありませんが、学食(カフェテリア)のカレーやラーメンが「美味しい!」と生徒たちに評判のようです。
2027年度入試に向けたスケジュール
説明会でアナウンスされた最新のイベント予定です。
- 学校説明会:毎月10日の20時から翌月分の予約が開始されます。
- 学校見学会:5月と11月に実施。小グループでじっくり施設を見学できます。
- 体験会(8月22日):理科実験や部活体験ができる人気のイベント(8/1予約開始)。
- 入試説明会(10月17日):6年生限定。出題教科の担当者が具体的な対策を伝授します。
まとめ
東邦大東邦は、医学部志望の方はもちろん、「知る喜び」を大切にした、理系が好きなお子さんにはとても魅力的な環境です。 進学実績も素晴らしく、実際に足を運んでみたくなりました。


