【学校説明会】東邦大学付属東邦中学校Web説明会

東邦大学付属東邦中学校のWeb説明会に参加しました。自宅から1時間15分程度のため、埼玉とは違い、通学圏内です。前受兼進学先候補となります。

千葉御三家の一角です。80%合格ライン偏差値はY61、S54です。(本稿執筆時)

目次

東邦大学付属東邦中学校 学校概要

まずは、学校の公式サイト等からの学校基本情報です。

東邦大学付属東邦中学校高等学校
  • 所在地: 千葉県習志野市泉町2-1-37(京成大久保駅 徒歩約10分 / 津田沼駅からバス約15分)
  • 建学の理念: 「自然・生命・人間」
  • 教育の特色: * 自分探し学習(EXPLORING STUDY): 自主的・能動的な学びを重視し、知的好奇心を刺激するリベラルアーツ型のカリキュラムを展開。
    • 理数教育の強み: 東邦大学の付属校としてのリソースを活かし、実験や観察を重視したプロセス重視の学習が特徴。
    • 自由な校風: 生徒の自主性を尊重する穏やかで落ち着いた環境があり、共学校として「教え合い学び合う」文化が根付いています。
    • 特色ある英語教育と「取り出し授業」
      帰国生入試入学者への配慮: 帰国生入試で入学した生徒は、一般生とはスタートラインが異なるため、中1から中3までの3年間、英語のみ「取り出し授業(別クラスでの高度な授業)」を実施します
      一般生の英語: 「本格的な英語は中学校からで大丈夫」というスタンス。入学後にしっかり勉強すれば、東大をはじめとする難関大を目指せる体制を整えています
  • 全校生徒数: 各学年300名で高校入試はないため計1800名が在籍
    • 男女比: おおよそ 男子 3:女子 2の割合です。2026年度前期入試結果からは格者数は男子683名に対し女子301名となっており、合格者の比率も概ねこの傾向です
    • 学校のスタンスとしては、男子・女子で偏差値表に差が出ることもありますが、学校としては「同じ入試、同じ合格ライン」であることを強調しており、学内では性別に関わらず切磋琢磨する環境が整っています。

大学合格実績の詳細

東邦大学の付属校でありながら、医学部をはじめとする難関国公立・私立大学への高い現役合格実績を誇る「進学校」としての側面が非常に強いのが特徴です。

東邦大学付属東邦中学校高等学校
進路実績 ここ数年の国公立・私立大学への合格状況を掲載しています。

東邦大学への内部推薦

  • 医学部・薬学部・理学部・健康科学部への推薦枠があります。特に医学部への推薦枠(例年15名程度)は、他校にはない特徴です。

とはいえ6年間の学費は約2500万円!!これでも市立大医学部の中では安い方ですが・・・

他大学への外部進学実績(近年の傾向)

  • 国公立大学: * 東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学などの最難関国立大に毎年合格者を輩出しています
    • 地元・千葉大学への合格者数も多いです
  • 医学部合格実績:
    • 付属校の枠を超え、国公立・私立を問わず医学部医学科への合格者が非常に多いのが伝統的な強みです。医師を志す生徒が多く、そのための学習環境も整っています
  • 私立大学:
    • 早慶上理といった最難関私立大学への合格者数も延べ数百名規模にのぼります

2026年度入試結果

最新の入試結果はこのようになっています。

公式Xより

メインとなる前期入試の実質倍率は例年通り約2.1倍でした。合格最低点は得点率で約61%となっており、過去の「7割取れば安心」という指標が概ね有効であることがわかります。一方で、後期入試は募集人数が少ないため、狭き門となっています。

【詳細レポート】東邦大学付属東邦中学校 学校説明会

ここからはWeb説明会のまとめです。今回は学校説明会というよりは入試報告会がメインです。

前期入試の全体像

入試は大きく分けて「推薦」「前期」「後期」の3つがありますが、メインとなるのは1月の前期入試です。

  • 志願者動向と合格者数: 毎年2,000人〜2,500人が受験する大規模な入試です。募集240名に対し、合格者は例年1,000名前後出されます。これほど多くの合格者を出す理由は、「千葉の学校の宿命」として、2月の東京・神奈川校の本番を控えた受験生が多く併願するためです。
  • 合否判定: 完全に当日の得点のみで判定されます。男女の合格ラインに差はありません。
  • 科目と配点:国語、算数、理科、社会の4教科で各100点満点で試験時間はすべて45分ずつです。そのため、得意科目で9割、苦手科目で5割という得点で合格する子もいるようです。
  • 合格ラインは10点刻みで決定していて、ボーダーライン上に100人単位で密集しています(今年は180人)。「ケアレスミスは死ぬまで治らないと思って、今すぐ本気で対策せよ」とのことでした。

各教科の担当教員からの、出題の意図と2026年度入試概要

【国語】読解力と語彙の正確さを問う

  • 構成: 45分・100点満点。説明文と文学的文章の大問2問。
  • 傾向: 近年のトレンドである「超長文を速読させる」スタイルはとらず、丁寧に深く読む力を求めています。選択肢の文章が長いため、そこを正確に読み解く時間が必要です。
  • 漢字の出し方: 記述(書き取り)よりも、記号選択で「正しい同音異義語を選ばせる」形式が特徴的。大人でも一瞬迷うような語彙の知識が問われます。

【算数】幅広い分野から、途中式の記載なし

  • 構成:45分・100点満点、大問6問
  • 傾向: 途中式を書かせる記述式ではなく、「最終的な答えのみ」を解答欄に書く形式です。部分点が期待できないため、最後まで正確に計算し切る力が求められます。
  • 勝負所: 四則演算の大問の(1)は正答率9割と基本ですが、(2)(3)と進むにつれて急激に正答率が下がります。特に「速さ・道のり・時間」の問題が合否を分けるポイントになりやすいとのことです。

【社会】身近な分野から時事問題まで出題

  • 傾向: 地理・歴史・公民から各1題。
  • 時事の切り口: アンパンマンをテーマにした問題など、身近な題材を切り口に公民分野の知識を問うスタイルです。また、戦後80年にあわせた「天皇陛下のお言葉」に関する出題など、格調高い時事問題も含まれます。
  • アドバイス: 「非日常の出来事(ニュース)にも目を向けることが、立派な受験勉強である」というスタンスです。

【理科】「なぜ?」と疑問に思う好奇心を評価

  • 傾向: 幅広い分野から出題。知識の暗記だけでなく、理科的な事象への「興味・関心」を問います。
  • 特徴: 難しい計算問題よりも、実は「基本的な理科的常識や興味」を問う大問の(1)の正答率が一番低かったという例もあります。日常の中で「これってどうなってるんだろう?」と考える習慣が大切です。

その他の選抜方式

推薦入試(12/1)

  • 内容: 「志望理由」と「自己PR(入学後も継続したいこと)」を310〜350文字で書く形式です。
  • アドバイス: 本人が自筆(ボールペン)で書く必要があります。9月・10月の落ち着いている時期に仕上げるのが、親子喧嘩を避ける秘訣とのことです。

後期入試:

  • 募集20名。倍率は前期の手続き状況に左右されるため、当日まで読めません。2026年度入試の実質倍率は7.3倍でした。年により10倍程度のこともあります。

今後の主要スケジュール(2026年度)

  • 5月中旬: 募集要項(抜粋)公表。
  • 9月上旬: 正式な募集要項・自己推薦書(データ)公表。
  • 10月17日(土): 入試説明会(6年生限定・要予約)。
  • 学校見学会: 5月・11月の平日および土曜放課後。
  • 体験会: 8月22日(金)(理科実験、かるた等。屋外イベントは熱中症対策で中止)。
  • 文化祭: 9月12日(土)・13日(日)。
  • 模試会場: SAPIX、四谷大塚、首都圏模試、日能研の各模試で会場となる機会あり(保護者説明会も同時開催)。

今後は文化祭と学校説明会に参加しようと思います。

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